イタリア人が東洋人を口説こうとして絶対に使う言葉の一つ、それが「アーモンドアイ」。
東洋的な目の形といったって、糸のように細いものから、パッチリきらきらな目だってあるじゃないですか。でも、とりあえずほめ言葉に「君の素敵なアーモンドアイ♪」とか言うのですよ。私の娘なんか、かなりイタリア色の強いハーフで、超目が大きくてきらきらしているのに、きれいで大きなアーモンドアイねぇ♪などと言われます。母が日本人だとわかると、もうそれだけで「アーモンドアイ」なんじゃないかって・・・。
イタリア人がいうブス顔というのは、激しすぎるほど目がまん丸で、鼻が高すぎて、顔が小さすぎて頬がこけているみたいな顔なのですなぁ。一方の美顔というのは、切れ長のアーモンドアイ、小さい鼻、ふっくら張りのある顔なのです。
日本人の女の子が、「目が細くて鼻が低くて顔が丸くていやだ~!」なんて言ったら、人によっては嫌味に聞こえちゃうのかもしれませんね。
イタリア人女性には、目がくりくりして可愛い人が沢山いるのですが、かわいいだと普通といわれているようなものなのかもしれませんなぁ。よりセクシーで美しいになりたがって、かわいらしい丸い目を、切れ長なアーモンドアイにしちゃったりもするのですから。。。。
皆、ないものねだりですね。
まぁ、しかし、どんな特徴をもった顔であろうと、きれいに整っていれば「綺麗」に違いないんですけれど。
マッティア says
そうですね、私も思いました。東洋人が憧れる大きな目や高い鼻はこちらではどっちかっていうとブスの要素とされるんですよね(目が大きい、というのは、どんな風に大きいのか、の問題でしょうけれどね)。
しかしながら、だからといって、別にアジア人に憧れるわけではありませんよね。好き嫌いで分かれますね(東洋人にキモいイメージを持つ人と、アジアンビューティをとくに好む男性とかがいたりしますね。いっぽう女性でアジアンの男を偏愛する人はあまりいませんね。いたとしても、マンガという歪んだ色眼鏡を通して現実を見るオタクの女の子でしょうね)。
切れ長な目は、やはりエキゾチックな感じでしょうけれど、魅力としてはネコっぽいというのもありますよね。小さな鼻も、小さいだけではダメ、少し反ってるタイプが好まれるのですね。アジア系にはあまり見ない、バービー人形みたいなお鼻ですね(日本のマンガにもよく見られます)。「nasino alla francese」という俗な表現から分かるように、むしろフレンチアイドル(?)を連想させるようなイメージがあるようです。
一般的に好かれるアジア美人は例えば元ミスユニバースの森里世でしょうね。それに、AV女優の浜崎りお(エロマンガに出てきそうなキャラだし)や小沢マリア(イタリアボナッツァにも居そうな感じだし)も、日本女マニアには人気らしいです。つまり東洋版ボナッツァというところですね。
昔はローラ・ジェムサー(ラウラ・ジェムセル)という、セクスプロイテーション・ムービー(エマニュエルとか)によく主演していたインドネシア美人女優や、アマンダ・レアというミステリアスな芸能人がいて、イタリアにおけるアジアンセックスシンボルがいたと言えるかもしれません(アマンダは、不明ですが、ミックスドで中国かベトナムかの血が入ってるに違いありません。それを売りにして「クィーン・オブ・チャイナタウン」を歌ってましたね)。
今の基準とは裏腹でしょうが(骨っぽくてペチャパイで倒錯の匂いのする美人がイタリアで人気だった、信じがたいですがそういう時代があったわけですね)。