イタリアでは、ボナッツァとサッカー選手、この両人はお決まりのカップルです。
有名な例を紹介すると、フランチェスコ・トッティとイラリー・ブラーズィとかかな。
イギリスではその昔(今も?)、階級社会から抜け出すには、サッカー選手かロックスターになるしかない!と言われていたようですが、ここイタリアでもそんなものではないでしょうか。
イタリアは、コネクションが人生を左右する国。
大げさに言ってしまえば、産まれてきたその日から将来の収入や地位がほぼ確定してしまう・・・そんな背景があるのです。
そういう社会では、個人の才能や能力が評価されにくいのです。とにかく、一代で何かを築くというのが非常に難しいのですね。
しかし、イタリアはサッカーの国。いくらコネクションの国といっても、才能がなければサッカー選手にはなれません。それに、サッカーは国民的スポーツなので、その才能への支援環境も整っています。才能があれば、ワーキングクラスヒーローになれるのです。
で、ボナッツァですが、これも才能というか、美しくなきゃだめなわけです。
どんなに金持ちだったり、地位がある家庭に生まれても、美しくなければだめ。
確かにコネもつき物ですが、美しくなきゃだめなのです。
イタリアの小学生くらいの女の子たちが将来の夢を聞かれて『ショーガール』と答えてしまうのには、こんな背景があるのですな。だって、まともに勉強して大学卒業しても、親のコネが強くなければ、大卒というラベルがあるだけなのだから・・・。
う~む、サッカー選手に限らず、金持ちの傍らには美しい妻が付く・・・・結局のところ、美は女の性を最大に利用したサクセスなんだろうなぁ。
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