10年前にイタリアへやってきた頃、イタリアのサイズ42といえば『痩せている』サイズでした。しかし、年々若者の痩せ志向が深まり、イタリアの痩せているは、日本のそれと同じくらいになってきたといえるでしょう。
で、ここ10年、H&MやZARAなどのプチプラが進出してきて、人々がそれらの商品に表示されているヨーロッパサイズ(多分フランスサイズ)に見慣れるようになったため、日本のサイズで15号になってしまうヨーロッパサイズ42のひびきが邪魔して、イタリアサイズ42は痩せているイメージがなくなっているような気もします。
服のサイズですが、同じヨーロッパでもイタリアとフランスなんかでもサイズが微妙に違います。
たとえば、日本の7号はイ38、フ34。 日本の9号はイ40、フ36。日本の11号はイ42、フ38とこんな感じなのです。
イタリアには、『Taglia 42』(痩せている意味合いで)というブランドまであるのですが、はたして、今のイタリアっ子に対し、この響きは痩せているように感じるのであろうか???
近所のZARA などで買い物をしていると、なくなっているサイズはSやXS、日本の7号・9号サイズ。
ZARAなどで服を探す人というのは、もともとファッション思考なので痩せているのだと思いますが、若い子はやはり細い子が多いかも。
特に街中は痩せています。郊外なんかに行くとふっくらしていくのだけど・・・。
昔なつかしのイタリアンマンマのイメージは、現代のイタリア(都会部)では、もう見られなくなったものなのですな・・。
コメントを残す