今年は、雨続きの涼しい春が6月中旬まで続いたかと思えば、6月後半からは30度を超える猛暑に。。。
イタリアの学校は、かろうじて幼稚園・保育園が6月30日まで、その他の学校は6月15日までで終了してしまう。というわけで、家庭によっては、うまい具合に休みを取って、6月後半をバカンスに当てたりしている。はっきり言って、休みを取るのが可能ならばこれは正解かもしれない。
私は、北イタリアで12年間生活していますが、平均して一番の暑さが来るのは6月後半のような気がしています。(南は違うと思うけれど)
6月なら宿泊料金も安いしね。
家族全員でバカンスに行ってしまう手もありますが、主婦などは、仕事のある夫を残し、子供だけをつれて出かけるなんていう話も聞きます。実際のところ、家に残されたお父さんも、うるさいのがいなくなってある意味バカンスだし。
しかし、これはファミリーの話。
若者たちのバカンスはやはり7月下旬から8月。人が集まる時期じゃないと、出会いも少ないからでしょうか・・・。
ですから6~7月にかけて、若者たちは小麦肌めざして近所のプール、公園の芝生、自宅のバルコニーにいるわけです。バルコニー用の隠し布なんかが売られているのも、バルコニーで水着で寝そべっているからです。高いマンションの最上階に住んでいる友人によると、下を見ると水着ばかりだそうです。
それにしても、日焼け信仰がなくならないイタリア。
どんなに、「日焼けは皮膚の老化を速める」「皮膚がんの原因になる」といっても、そんなリスクを背負ってでも日焼けなしでは生きられないという感じでしょうか。実際日焼け中毒なるものの存在が実証されているようですし(科学的に実証されなくても、現象を見ていれば想像がつきます)。
コメントを残す