昨年の冬、イタリア国籍とアルゼンチン国籍を持つ男性モデルさんに起こったお話です。
数々の有名デザイナーのショーに出演しているマリアーノ・オンタノンさん(23歳
かっわいい~!)は、仕事でミラノに訪れていました。
ある晩、彼がミラノの飲み屋から出てきたところ、警察に身分証明の提示を求められたそうです。
あいにくパスポ-トを所持していなかった彼は、「パスポートを取りに滞在しているホテルへ行かせてもらえないか?」と、警察にたずねたところ、
なんと、そのまま警察に連行されてしまったのです。なんで?
警察の言い分は「アルゼンチン国籍の若者が不法入国した疑い」があったからというのですが、、、
確かに、パスポートをその場に所持していなかったのは彼の落ち度だったと思います。が、一応イタリア国籍を持ったイタリア人なんですよ・・・。
イタリアは、住民全員が身分証明書となるIDカードを持っている国です。これは、常に持ち歩くことが義務付けられています。
彼は、イタリア在住ではないらしいので、パスポートをこのIDカードの感覚で肌身離さず持っていることが義務だったのかとも思いますが。。。
しかもこの方、ミラノの後、他のヨーロッパ諸国にて仕事をしなければならない予定だったからさあ大変!
イタリアのパスポートをもっていれば、シェンゲン加盟国内の出入り・労働は自由です。でも、コレがないといろいろ許可を取る必要が出てくるという。
面倒なことに。。。。
結局、誤解が解けて、どうにか仕事もこなせたようですが、
恐いですね-。国籍持ってても不法入国者にされちゃうなんてぇ・・・。
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