アンナ・マニャーニ(Anna Magnani、1908年3月7日 – 1973年9月26日)は、イタリアの女優。ローマ出身。
ラツィオ州出身(1908年3月7日ローマ生まれ-1973年没)。
実母は、生まれて間もないアンナを祖母にあずけ、裕福なオーストリア人と結婚してしまったため、祖母と叔母たちによって育てられた。
15歳から大衆園芸の舞台にて脇役を演じるようになり、1934年に映画デビューを果たす。
線の太い、地中海の女の風貌をもったアンナは印象的でヴィスコンティやロッセリーニの映画にも出演するようになった。
1935年、映画監督ゴッフレード・アレッサンドリーニと結婚。1942年、一人息子のルカを生んだが、ルカの父親は愛人であった年下俳優だったため、彼女は息子の姓を自らのマニャーニと名乗らせた。
そして、1955年『バラの刺青』でアカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞 主演女優賞を受賞。
しかし、晩年に出演以来がきた『ふたりの女』の母親役を受けなかった頃から(代役で出演したソフィア・ローレンは、その演技でアカデミー主演女優賞を獲得)、自分の役はローレンに持っていかれてしまうと、嫉妬していたという。
1973年9月、膵臓の腫瘍のため死去。
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